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2011年6月26日 (日)

古賀茂明さんの「日本中枢の崩壊」という本

経済産業省大臣官房付の古賀茂明さんの、「日本中枢の崩壊」という本を読みました。
この本の146ページに、「年金を消した社保庁長官はいま」という見出しがあり、そのあたりに今の霞が関の問題点が凝縮して書かれています。
まず、縦割り組織であること。一度入省すれば、生涯所属は変わらない。国民のためというより、省益確保が目的となってしまう。
年功序列制と身分保障。職業というより、身分。この弊害は、官庁では先輩の意見は絶対不可侵という不文律が出来てしまっている。一度決まった公共事業はその役割がなくなっても存続するのはこうした不文律が原因。また身分が保証されているので、不要な法人を沢山作って天下りが絶えない。
古賀さんは、こうした現状を憂い、改革を実行しようとして、閑職に追いやられたそうで、霞が関の村八分と言えるでしょう。

本日のニュースで、保安院が定期点検で停止中の原発の再稼働の要請に全国を回っているようですが、何のチェック機能も働かなかった保安院がのこのこ出て行くなどと、本当に恥ずかしくないのか、霞が関の今の体制ではそうなってしまうのでしょう。

水俣病で、官僚が、国と患者の板挟みになって、結局自殺したという記事が朝日新聞に載っていましたが、良心的な官僚は、辞めていくか、さもなければ、死を選ぶか、しか道がないようです。

官庁だけは社会主義みたいで、身分保障という既得権を崩すのは並大抵では出来ないだろうなぁ、と思いました。増税の動きがありますが、霞が関の改革なくして、増税などとはとんでもない話だと思いました。

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