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2011年2月11日 (金)

蘭の育て方(水やりの意味、根の重要性について)

2018年1月5日追記

2011年2月11日付けで、「蘭の育て方(水やりの意味、根の重要性について)」という記事を書きましたが、植物を育てる際に基本的に重要なことは次の赤字で書いたところにあると、最近になってようやく実感として気づきました。

「植物の葉では、照りつける太陽の光のエネルギーを活用し、葉の裏側の気孔から取り入れた二酸化炭素と根から吸い上げた水から炭水化物を合成(光合成)し、全身に栄養分として送り届けます。」(「植物の体の中では何が起こっているのか」(動かない植物が生きていくためのしくみ)嶋田幸久 萱原正嗣 共著より抜粋)

同書の光合成に関する部分を枠で囲んでみました。

                  
植物の葉では、照りつける太陽の光のエネルギーを活用し、葉の裏側の気孔から取り入れた二酸化炭素と根から吸い上げた水から炭水化物を合成(光合成)し、全身に栄養分として送り届けます。
      
光合成とは、光のエネルギーを元手に、化学エネルギーを蓄えた炭水化物を作り出すことともいえる。
      
炭水化物は炭素(C)を含む有機物であって、植物だけにこれを作る機能がある。動物には有機物を作り出す機能はない。

園芸というと、「水やり」と「肥料」のことに注意が集中してしまうのですが、「光合成の結果として炭水化物が出来、それが植物の栄養となり植物を強くすること」が一番先に覚えるべきことではないか、と今になって実感として思います。またランは温室が必要ということが頭に浮かびます。それも光ではなく、温度が保てる、ということに注目してしまいます。蘭の専門業者の温室は、四季を問わず朝から夕方まで日光がよく当たっています。やはりこれが蘭に限らずすべての植物を育てるための基本だと思います。このことに私は30年間気づきませんでした。

日光は当然の前提として、私の頭からすっぽり抜けてしまっていました。国際園芸の「石の華」さんには、水苔植えの場合の注意点や、水苔より、ニュージーランド産のバーク植えが成績がよい、蘭は種類毎に育て方が違う、遮光率は50%だけでなく75%にするとよい種類がある、中温性の蘭と低温性の蘭を一緒の場所で育ててはいけないなどなどいろいろ教えて頂きました。それから「タローさんの洋蘭栽培」というサイトから、冬の天気のよい日は室外に出して日光に当てることという記事から大変重要なことを教えて貰いました。(我が家は狭い集合住宅で、冬はすべて室内に閉じ込めて、中温性の蘭も低温性の蘭も一緒くたにして育てていました)。

2017年から2018年の冬のシーズンから、天気のよい日はランを室外に出して日光に当てることを実践しましたが、冬なら太陽光は夏より弱いので、直射光でも問題ないかと判断して、かなりのランを直射光下に置きました。

やはり冬でも、直射光では葉焼けが起きます。

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以下は、2011年2月11日の記事に戻ります。

蘭の栽培のポイントは、「水やり」だと思います。季節毎に水やりの頻度を変える、基本的には用土が乾いたら次の水やりを行うのですがこれが難しいのです。蘭は水を蓄えるバルブを持っていますので、人間が考えるより、それほど水分を要求しないようですが、それでもどうしても水を与えたくなります。

根は目に見えないところにあるので、どうしても植物の茎とか葉に注意が向けられてしまい、根には注意が向かないことになりがちです。しかし花が咲くほどの蘭は、根が鉢一杯によく回っています。根腐れを起していません。

蘭が調子を崩し、成長が思わしくないときは、大抵は根腐れしていることが多いです。日照不足に関しては大体日に4時間~5時間の直射日光が当たる環境でしたら、問題はないと思います。また肥料不足ということもないと思います。また鉢の種類も根腐れの直接の原因にはならない、と思います。根腐れの一番の要因は、水苔植えの場合、上から下まで堅く植えると根腐れを起こすということです。

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⇒水苔植えの場合のことですが、鉢はなるべく小さな鉢に植えることは勿論ですが、鉢の上から下まで、水苔を堅く詰め込んで植えることは良くないです。鉢が小さい場合でも、すべて堅く植えることはやはり根腐れの原因になります。根はある程度伸びると下のほうに堅いものがあると、成長がそこで止まってしまう、という性質があるようです。

下に発砲スチロール片を詰めた場合、スチロール片の上部までギュウギュウに水苔を詰めた場合でも、根腐れを起こすことがありますので、水苔植えは難しいです。

最近では、ニュージーランド産のバーク植えが成績がよろしいようです。この場合は、バークを上から棒でつついて、均質になるように植えるとよいです。

国際園芸の石井さんが、園芸講座の時に植え方のお話しをされて、それで教えられました。(2017年7月29日追記)

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