カセットに入れた音楽をiPodに入れる
1985年、NHK-FM放送で、吉田秀和氏が「名曲の楽しみ」という番組で、「モーツァルトその音楽と生涯」を毎日曜日に放送していまして、その時に「フィガロの結婚」の解説と音楽を入れたテープが残っていました。
いま、このテープをラジカセで、ヘッドフォンで聞いてみますと、結構いい音がします。
これをiPodに入れて聞いてみようということを思い立ち、早速実行してみました。
手順を書き残しておくことにしました。
私の使ったソフトは、所持していますシンガーソングライター(Singer Song Writer)V8、オーディオインターフェースはこれも所持していますEDIROLのUA-25です。オーディオの機器はケンウッドのラジカセ(MDX-J5WM)です(EDIROLのオーディオインターフェースには、Sound itという録音用ソフトが付いていると思います。Sound itというソフトは、SSWと同じ会社の製品ですから、操作方法はSSWとあまり変わらないのではないか、と想像致します。)
ウェブで調べましたら、"レコードやカセットをiPodへ、プリンストン「デジ造 音楽版」"というのが売られていますね。これは安いです。3,000円弱のようです。
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0708/24/news056.html
フリーソフトを使ってタダで行う方法が紹介されているサイトもあります。但しこの方法はPCにライン入力端子がある場合に有効でしょうね。
http://www.hyperdyne.co.jp/~kawasaki/contents/tape3mp3/
SSWを使う方法は下記の通りです。(プリンストン製のものがあることが判明しましたので、私が書いた方法は初めて実施される方にとってはお金もかかりますし、参考までに読んで下されば有り難いです)
実施する前に、スクリーンセーバーは「待ち時間」のところはなるべく長くとって下さい。スクリーンセーバーが働きますと、オーディオインターフェースのドライバがおかしくなり、録音が止まってしまいます。
SSWを開く
オーディオポートの設定をクリック

EDIROL UA-25を選択。[ASIO]というのが書いてない、UA-25だけでもよい
オーディオフォーマットというのは、ここでは変更しないでよい。あとで変更するダイアログがでてくるので、その時には16Bit 44100Hz ステレオに設定する。

オーディオ入力レベルを選択

レベルメーターが出てくるので、オーディオ装置から出てくる音量を調節する。

ソングエディタをクリック

下記のA1:Audio1の赤矢印をクリック

プレイパネルで、赤矢印のところをクリックすると、録音が始まる。オーディオ装置側ではカセットテープを入れて開始ボタンを押すことは言うまでもない。

音楽の録音が始まると、A1:Audio1の右側に白い枠のようなものが右に動いていく。

音楽が終わったら、下図の赤矢印をクリックすると録音が終わる。

録音されたところをクリックすると、黄色になる。

黄色のところをダブルクリックすると、下図のような波形の図が出る。

オプションを選択

フォーマット変更を選択

ここで、16bit、STEREO、44100Hzを選択する。24Bitを選択すると、再生が出来ないようです。

下図の一番下に、処理中と出て、青い帯が右に伸びる。100%に達するまではちょっと長い時間がかかる(カセットテープが片面60分で、これを全部一遍に録音したため、時間がかかった)

フォーマット変更が終わったら、「オーディオファイルに名前を付けて保存」を選択

どこに保存するか聞いてくるので、名前を付けて保存したい場所に保存する。MP3で保存。

上図で、保存ボタンを押すと、砂時計が出て、かなり長いあいだパソコンが反応しなくなる。その後、やっと下図の「エンコード中です…」のダイアログが出てくる。

下図のようなダイアログが出てくるので、「はい」をクリック

デコード中です…のダイアログが出る

デコードが100%になると、下図の下の方で、「データからピーク値を抽出中」のメッセージが出て、青い帯が右に伸びる。

ソングのオーディオデータを保存したオーディオデータに入れ換えるにドットを入れる。

これで完成です。これをiTunesに入れて、更にiPodに入れる。
吉田秀和氏の名解説付きで、最初からおしまいまで、カセットを何回も入れ換えることなく、「フィガロの結婚」が聞けるのですから、技術の進歩というのは、有り難いことですね。ウォークマンの始祖のSONYには頑張って貰わねばならないですが、iTunesに私の手持ちのCDを全部入れてしまっているので、今更SONYには戻れないのが辛いところです。iTunesに完全互換性のあるソフトをSONYが開発して、ハードディスク型のものを販売してくれれば、SONYへの乗り換えも検討するのですが…
いま、このテープをラジカセで、ヘッドフォンで聞いてみますと、結構いい音がします。
これをiPodに入れて聞いてみようということを思い立ち、早速実行してみました。
手順を書き残しておくことにしました。
私の使ったソフトは、所持していますシンガーソングライター(Singer Song Writer)V8、オーディオインターフェースはこれも所持していますEDIROLのUA-25です。オーディオの機器はケンウッドのラジカセ(MDX-J5WM)です(EDIROLのオーディオインターフェースには、Sound itという録音用ソフトが付いていると思います。Sound itというソフトは、SSWと同じ会社の製品ですから、操作方法はSSWとあまり変わらないのではないか、と想像致します。)
ウェブで調べましたら、"レコードやカセットをiPodへ、プリンストン「デジ造 音楽版」"というのが売られていますね。これは安いです。3,000円弱のようです。
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0708/24/news056.html
フリーソフトを使ってタダで行う方法が紹介されているサイトもあります。但しこの方法はPCにライン入力端子がある場合に有効でしょうね。
http://www.hyperdyne.co.jp/~kawasaki/contents/tape3mp3/
SSWを使う方法は下記の通りです。(プリンストン製のものがあることが判明しましたので、私が書いた方法は初めて実施される方にとってはお金もかかりますし、参考までに読んで下されば有り難いです)
実施する前に、スクリーンセーバーは「待ち時間」のところはなるべく長くとって下さい。スクリーンセーバーが働きますと、オーディオインターフェースのドライバがおかしくなり、録音が止まってしまいます。
SSWを開く
オーディオポートの設定をクリック

EDIROL UA-25を選択。[ASIO]というのが書いてない、UA-25だけでもよい
オーディオフォーマットというのは、ここでは変更しないでよい。あとで変更するダイアログがでてくるので、その時には16Bit 44100Hz ステレオに設定する。

オーディオ入力レベルを選択

レベルメーターが出てくるので、オーディオ装置から出てくる音量を調節する。

ソングエディタをクリック

下記のA1:Audio1の赤矢印をクリック

プレイパネルで、赤矢印のところをクリックすると、録音が始まる。オーディオ装置側ではカセットテープを入れて開始ボタンを押すことは言うまでもない。

音楽の録音が始まると、A1:Audio1の右側に白い枠のようなものが右に動いていく。

音楽が終わったら、下図の赤矢印をクリックすると録音が終わる。

録音されたところをクリックすると、黄色になる。

黄色のところをダブルクリックすると、下図のような波形の図が出る。

オプションを選択

フォーマット変更を選択

ここで、16bit、STEREO、44100Hzを選択する。24Bitを選択すると、再生が出来ないようです。

下図の一番下に、処理中と出て、青い帯が右に伸びる。100%に達するまではちょっと長い時間がかかる(カセットテープが片面60分で、これを全部一遍に録音したため、時間がかかった)

フォーマット変更が終わったら、「オーディオファイルに名前を付けて保存」を選択

どこに保存するか聞いてくるので、名前を付けて保存したい場所に保存する。MP3で保存。

上図で、保存ボタンを押すと、砂時計が出て、かなり長いあいだパソコンが反応しなくなる。その後、やっと下図の「エンコード中です…」のダイアログが出てくる。

下図のようなダイアログが出てくるので、「はい」をクリック

デコード中です…のダイアログが出る

デコードが100%になると、下図の下の方で、「データからピーク値を抽出中」のメッセージが出て、青い帯が右に伸びる。

ソングのオーディオデータを保存したオーディオデータに入れ換えるにドットを入れる。

これで完成です。これをiTunesに入れて、更にiPodに入れる。
吉田秀和氏の名解説付きで、最初からおしまいまで、カセットを何回も入れ換えることなく、「フィガロの結婚」が聞けるのですから、技術の進歩というのは、有り難いことですね。ウォークマンの始祖のSONYには頑張って貰わねばならないですが、iTunesに私の手持ちのCDを全部入れてしまっているので、今更SONYには戻れないのが辛いところです。iTunesに完全互換性のあるソフトをSONYが開発して、ハードディスク型のものを販売してくれれば、SONYへの乗り換えも検討するのですが…
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私も既に、かなり前に同じことをやっていました。
SONYへ乗り換える前にMacに乗り換えられることをおすすめいたします。
投稿: TORIO | 2007年11月25日 (日) 22時48分
TORIOさん こんばんは
随分早くコメントを下さり、感激しております。
有り難うございます。どうやって検索されたんでしょうか。
Googleに載るのは、少し時間が経過した後ですよね。
Macお好きなようですね。貴サイトにお邪魔しまして
ブログを拝見致しました。
Windowsに慣れきっているので、Macに乗り換えることは
不可能です…
iTunes、iPodは、できましたら長年親しんできたSONY
に乗り換えたいんですが…iTunes、iPodも操作しやすいし
音質もとても良いので、いまのところ手放せません。
投稿: ラベンダー | 2007年11月25日 (日) 23時10分
あれ、お気付きではないのですか、ニフティのトップページのブログ紹介で出ていますよ。
Macは使いにくいとWinユーザーは思われているようですが、決してそんなことはありません。慣れの問題でしょう。
LeopardはとにかくすごいOSです。Macをやっている私でもパソコン感が変わります。
投稿: TORIO | 2007年11月26日 (月) 06時22分
@niftyトップページ「旬の話題ブログ」コーナーにて、
11/25に本ページの記事を紹介させて頂きました。
紹介記事については、「旬の話題ブログ」バックナンバーで
半年間、ご覧いただけます。
カセットに入れた音楽をiPodに入れるやり方を具体的にご紹介いただき、ありがとうございます。
昔、大好きだったラジオ番組をカセットに録音して、綺麗に編集したりして取ってあるテープ、捨てられずにダンボール箱に入れてしまいこんでいます。
デジタルにして保管しておけば、家の荷物が少し減るかも、、と思いました(笑)
今後も旬な話題の記事を楽しみにしておりますので、
引き続き@niftyをご愛顧の程、よろしくお願い致します。
ありがとうございました。
@nifty「旬の話題ブログ」スタッフ
投稿: 「旬の話題ブログ」スタッフ | 2007年11月26日 (月) 14時08分
TORIOさん、@Niftyスタッフさん こんばんは
私はいままで、「旬の話題ブログ」の存在は全く知りません
でした。TORIOさんの素早いコメントは、これを見られた
んですね。それで納得しました。
Macへの移行のおすすめ、有り難うございます。
パソコン量販店のMac売り場が最近大変賑わっている
感じです。ただ私はWindowsのソフトを大量に所持して
おりまして、これをMac用に買い直すことは大変なので、
残念ながら、パスさせて下さい…
@Niftyスタッフさんには、掲載のお礼を申し上げます。
投稿: ラベンダー | 2007年11月26日 (月) 21時28分